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クラウドでアーカイブを照会する

アップロードすると、自分の記録を対象にしたクラウド API も使えます。Databento の履歴データ API の形(名前もパラメーターも同じ)に倣っています。API キーは自分のアーカイブの ID なので、サインアップもキーの作成も要らず、設定もありません。briskapi.Historical() はアップロードのときと同じ方法で ID を見つけます(なければ新しく作ります)。

import briskapi

client = briskapi.Historical()
trades = client.timeseries.get_range("XTKS.BRISK", start="2026-10-13", end="2026-10-17",
                                     symbols=["7203"], schema="trades")
trades.to_df()      # ts_recv をインデックスにした pandas の DataFrame。to_ndarray()、to_csv()、to_json()、to_parquet()、replay() も使えます
client.timeseries.get_range("XTKS.BRISK", start="2026-10-13", symbols=["7203"],
                            schema="ohlcv-1m").to_df()     # 1分のバー(下記)
client.timeseries.get_range("XTKS.BRISKDEMO", start="2021-09-27T08:59", end="2021-09-27T09:03",
                            symbols=["7203"], schema="imbalance")    # デモ。どの ID でも照会できます
client.metadata.get_dataset_condition("XTKS.BRISK", start_date="2026-10-01")   # 各日付と、記録した時間帯

get_range(dataset, start, end=None, symbols='ALL_SYMBOLS', schema='trades', limit=None, path=None) はストアを返します。path を指定すると Parquet ファイルにも書き出します。 client.metadata には list_datasets()、list_schemas(dataset)、list_fields(schema)、 list_publishers()、get_dataset_range(dataset)、get_dataset_condition(dataset, start_date, end_date) (各日付が available か missing か、自分の記録がカバーする時間帯を日本時間で返します)、 get_record_count(...)、get_cost(...) があります。get_cost は常に 0 です。クラウド API は無料で、 1つの ID あたり1分に60リクエスト、1日に 2 GB まで、1つの IP アドレスあたり1分に120リクエスト、 1日に 4 GB までの上限があります。

  • データセットは Databento の VENUE.FEED という命名に従います(XTKS は東京証券取引所)。 XTKS.BRISK は自分のライブ記録で、どの証券会社の BRiSK 経由でも同じです。XTKS.BRISKDEMO は公開デモ(2021-09-27)で、どの ID からでも照会できます。
  • スキーマ: trades、mbp-10(各側10本。BRiSK は注文イベントではなく板を返すので、action と side は N)、definition、imbalance(寄付きと引けの板寄せの状態:予想約定価格・数量、成行注文の売買差)、brisk-quotes(BRiSK の気配のすべての項目)、そして OHLCV バーの ohlcv-1s、ohlcv-1m、ohlcv-1h、ohlcv-1d。list_fields(schema) でスキーマの列を確認できます。
  • 時刻: 日付はその日の日本時間の取引日、タイムゾーンのない時刻は日本時間、整数は UTC のナノ秒を表します。end は含まず、省略すると start の取引日の終わりまでです。1回のリクエストで扱えるのは最大31日、2,000銘柄までです。
  • 銘柄は JPX の銘柄コードです。instrument_id はコードごとに固定です。数字だけのコードはその数値(7203)、それ以外は 100,000 にコードの36進数の値を足したものです(167A は 154694)。

Historical の OHLCV バーはクラウドにしかなく、 手元のファイルから作ることはありません(Live はストリームから作ります)。アーカイブは取引日ごとに、自分の現在のライブ記録からバーを作ります(各約定は1回だけ数えます)。記録をアップロード、削除、復元するたびに作り直すので、照会では作成済みのバーを読むだけです。含まれるのは、記録がその銘柄と、取引時間(前場 09:00〜11:30 と後場 12:30〜15:30、日本時間)内のそのバーの全期間をカバーしているバーだけです。たとえば 08:55 から 11:31 までの記録なら、午前の1分と1時間のバーは受け取れますが、1日のバーは受け取れません。つまり、バーを得るにはアップロードが必要です。他の人のアップロードが自分のバーに入ることはなく、自分のアップロードが他の人のバーに入ることもありません(XTKS.BRISKDEMO のバーは、デモ自身の約定から作ります)。詳しくは PRIVACY.ja.md(ポリシーバージョン8)をご覧ください。Ticker.candles() は別のもので、証券会社の BRiSK 自身のバーです(証券会社へのログインが必要)。

コマンドラインでは、brisk query は CSV を標準出力に書きます。--encoding json または parquet で変更でき(Parquet は --output FILE が必要)、--output FILE でファイルに書き、--end と --limit でリクエストの範囲を絞ります。

brisk query XTKS.BRISK --schema ohlcv-1m --symbols 7203 --start 2026-10-13 > toyota-1m.csv

その裏にある HTTP API は docs/cloud-api.ja.mdに説明があります。同じレコードは、手元のフィードから briskapi.Live でライブでも受け取れます(上記)。